秋冬の太陽光発電、発電量が下がる理由と対策
9月を過ぎると日照時間が短くなり、太陽光パネルの発電量が夏より下がります。「故障したのでは」と心配して連絡をいただくことがありますが、多くの場合は季節的な変動です。ただし、汚れや角度の問題が重なっている場合は対策の余地があります。
秋冬に発電量が下がる理由
発電量は日照時間と太陽の高度角に左右されます。愛知県では夏至(6月下旬)の日照時間が最も長く、冬至(12月下旬)に向けて短くなります。また、太陽の高度が低くなるため、パネルへの入射角が変わり、発電効率が下がります。
一方、気温が下がるとパネルの変換効率は若干上がります。真夏の高温時よりも、秋の晴れた日のほうが1時間あたりの発電量が多いケースもあります。
汚れが発電量に与える影響
夏の間に蓄積した黄砂・鳥のふん・排気ガスの汚れが、秋以降の発電量低下を助長することがあります。パネル表面の汚れは、発電量を数%〜10%程度低下させることがあります。
地上から水をかけるだけでも軽い汚れは落ちます。ただし、屋根に上がっての清掃は転落リスクがあるため、専門家に依頼することをお勧めします。Solar Spruce の定期点検では、汚れの確認と簡易清掃を含んでいます。
秋冬の発電量を活かす蓄電池の使い方
発電量が少ない季節は、蓄電池の充放電スケジュールを見直すことで自家消費率を維持できます。晴れた日の昼間に優先的に充電し、夜間の消費に充てる設定が基本です。
電力会社の時間帯別料金プランを利用している場合は、深夜の安い電力で蓄電池を補充する設定も有効です。充放電スケジュールの設定変更は、Solar Spruce でサポートしています。
秋冬の発電量の変化が気になる場合は、モニターの発電量データを確認してみてください。前年同月と比べて大きく下がっている場合は、汚れや機器の不具合が原因の可能性があります。